Ep 11 ページ12
ウーウー
《セキュリティ3が突破されました。
生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください》
『セキュリティ3って凄いん？』
「知らねぇ」
喋っているの人の波に流された。
轟くんとも離れ、ぼっちになった私。
『あ、やべ…手袋無くした』
この人混みだ。踏まれてボロボロになっているだろう。
流された間に、誰かの体、触ったっけ。
触ってないといいな。
ﾄﾞﾝｯ
「いってぇな！！」
『すみま…あ』
謝ろうとして顔を上げると
『どうも、爆豪くん』
「んで、そんな冷静なんだよ」
『…手袋無くして絶望的な状況。この後、個性が使えなった人への対処。あぁ…めんどくさい。
それに、外見ればマスゴミだってわかんのに。ちっとは外見ろよ…て思た』
「…そうかよ」
『手袋無かったら、皆の個性消えてしまうわー』
そう言っていると
ギュッ
『ん？…ちょ！？』
手を握られた。
『何してるの？正気ですか』
「俺はいつだって正気だ！このクソブス！」
…ブスなのは承知の上だが、傷つくわ。
『…個性使えなくなるよ？』
「うるせぇ、俺とこうしてれば、もう他のやつに触れなくて済むだろ」
『爆豪くん、いい人だったのか。いつも｢クソ｣しか言わないから、怖いやつだと思ってたのに』
あと、ボキャブラリーの無さに驚いてた。
「怖くねぇわ！！」
周りもうるさいが、爆豪くんは相当うるさい。
『…あ、飯田くんだ』
「皆さん…
大丈ー夫！！」
非常口みたいな格好しとる。
『戻ろ。手、もういいよ。ありがとう』
離そうとしたら
「いい。離れんじゃねぇぞ」
えーと、傍から見たらリア充じゃね。
とか、思ったが
彼氏いた事ねーわ。
教室に戻ると
「！！お前ら、入学早々付き合ってんのか？」
「ちげぇよ」
私の手を離した爆豪くんはさっさと席についた。
私も訳も分からないまま席につくと
上鳴くんと切島くん…だっけ、
2人が近づいてきた。
「爆豪に目ぇ付けられたのか！頑張れよ！」
『なにをだよ』
すると横から
「…青春か」
いや、何言ってんの轟くん。
最近どうしたの。
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人間 - 面白いです。更新おねがいします。頑張ってください。 (2017年8月1日 1時) (携帯から) (
レス) id: 4c296c8310 (このIDを非表示/違反報告)
幸不椿風(プロフ) - 雪巴さん» みすりました！なおしときます！ありがとうございます！ (2017年7月1日 13時) (レス) id: 724eb51f61 (このIDを非表示/違反報告)
雪巴 - 遊泳高校になってますよーーーーー！！！(･_･ (2017年7月1日 8時) (レス) id: fd274c24e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸不椿風 | 作成日時：2017年6月18日 23時
