女子力を高めたい【ハイキュー】 (ページ17)

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16.祝告白されたページ17

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昼

「そういえばだけど、女子力の件はどうなったの？」

天童さんに聞かれた。

『…』

忘れてた。

「まさか、忘れたとか？」

『ばっか！忘れてないし！ちゃんとほら、ハンカチ持ってきてるし！』

「言葉遣い直らないのかよ」

太一に言われて

『…太一、よく考えて。私がいきなり、敬語使って丁寧語使ってみろ。気持ち悪いだろ』

「…まぁ確かにな。」

「でも、慣れれば問題ないだろ」

しらぶんが口を挟む。

『…このしらす野郎…』

「…お前、前より荒れてないか？」

前とは

「…1年とき、まだまともだったろ。どこでグレた」

まだって何。

『…別に。

さてと、チキン食べるか』

バレー部連中を撒いて

1人で食べ進めていくと

「あの！いいですか？？」

『なんだい？』

あ、きもい答え方してしまった。

「…えっと、ここじゃ話せないことで」

『あ、はい』

私は食堂を出て

その男子に着いていく。

「ずっと前から好きでした！付き合ってください！いつもはバレー部といるから、近寄れなかったけど、話したかったんです」

告白されました。

『なんということでしょう』

「へ？」

『いや、なんでもないですけど。ごめんなさい』

「えっ」

そしたら、後ろからしらぶんがやってきた。

「はぁ…椎名が呼んでた」

『…花が？おっけー！教えてくれてサンキュ！』

私は走って花の元へ向かった。

･

一方

「…佐々木さんと白布くんって付き合ってるの？」

「付き合ってないけど」

「じゃあなんで邪魔なんか」

「…好きな女に告ってる奴がいたら邪魔したくなる。最低なヤツだけど」

はぁ、俺も馬鹿だな。

なんであんなやつ。

なんでよりにもよって、アイツ。