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衝撃の一言。
まさか、彼がクラスの誰かに恋をしてるなんて思ってもいなかった。
瞬時にクラスの女子を頭に思い浮かべる。
美人でモテるりっちゃん。
運動神経抜群で体育祭やスポフェスでリーダーシップをとる えっちゃん。
大人しくて大人な雰囲気のもっちゃん。
色気たっぷりのまっちゃん。
優しすぎるハナ。
彼のタイプなんて聞いたことないから絞れない。
「ちなみに誰?」
「それは流石に恥ずかしいから言わない」
「私の周りの人?」
「どうだろうね」
ふふっと笑われる。
なんとなく、私の周りの人じゃない気がする。
確信はないけど、恋愛ごとにおける私の勘はよく当たるからきっと違う人。
こんな美形を落とせるなんて相手はすごいな、なんてどこか他人事に思う。
友だちが彼に好意を寄せていると言うのに。
「Aはさ、クラス替えして吏音ともし別々になって、あいつに自分以外に好きな人ができたらなんて心配したりしない?」
「うーん、多少はあるかも」
正直考えたことがなかった。
そもそも岩舘くんは優大くんといるから私とは話す機会が滅多にない。
彼と私はその程度の関係なんだ。ただのクラスメイト。
「俺は付き合いたいからさ、焦っちゃうんだよね」
少し彼の好きな人が絞れてきた。
きっと相手はそれなりに話す人。
なっちゃんかゆっちゃんかみっちゃん。
「どうしたらいいと思う?」
突然アドバイスを求められてもどうしたらいいか分からない。
私は恋愛話は好きでも聞く専門でアドバイスをしたことはない。
でも彼は結構真剣。
変なことは言えない。
「振り向かせて、告る」
両手でグーを作り腕を胸の前に出す。
コチラとしては彼のことを思って真剣に考えたのにぷっと息を吹かれる。
「Aっていつも真っ直ぐだよね」
そんなふうに言われたのは初めてだ。
笑った顔のまま目だけちょっと真剣で、その顔がどれだけ素敵なことか。
この人に一目惚れしてしまう人の気持ちはわかる。
「俺もそう考えてたから良かった。おかげで自信ついた」
惚れかけたあとのその発言は、私の気持ちをとても複雑にした。
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袋(プロフ) - 今日読み始めた者です。 本音を言うとですね、最高。すこ。めちゃくちゃドキドキする。ウッヒョーォオオォオオォオオォオオォオオ!って感じです。語彙力なくてすみません!!!! (2020年1月27日 22時) (レス) id: b33350b182 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃん。(プロフ) - 岩舘くんの下の名前は吏音です。李音とよく間違えます。間違ってたらぜひ遠慮なく言ってください (2018年4月30日 10時) (レス) id: 706e95c0fd (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃん。(プロフ) - 子月さん» ここまで言われたのは初めてです。ありがとうございます!文章上手に書けるよう頑張りますね (2018年4月24日 20時) (レス) id: 706e95c0fd (このIDを非表示/違反報告)
子月(プロフ) - 甘さもあるけど少し暗い面もあって……私好みの物語です。占ツクのオリジナルだと中々見つからなかったので、この作品を見つけた時、嬉しかったです。続きを楽しみにしていますね! (2018年4月24日 19時) (レス) id: be8a18df5d (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃん。(プロフ) - 和花さん» ありがとうございます! (2018年4月5日 13時) (レス) id: 706e95c0fd (このIDを非表示/違反報告)
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