Lv.14 ページ15
切原は男子テニス部のエースらしい。
対する私は帰宅部のエース。
不思議な繋がり。でもお互い自称だよね。
テニスコートに群がる女子がこちらに、というか切原に気づく。誰よあの女とかアー聞こえない。
というか切原はこの女子の歓声の中をドンドン先に歩いていけるメンタル尊敬。切原は慣れてるのかも。
部室に着き扉を開ける。一気に集まる視線。屋上にいたメンバーとなった。
真「遅い！」
貴「反省文の紙貰って来ました。机お借りして書きますね。」
近くの机を借りて書き始める。
えーと、『昨日に引き続き、問題を起こしてしまいました。』から始めればいいかな。
あと無言で全員こっち向いて来んな。書きにくい。部活はどうした？歓声が待ってるぞー。
幸「柊さん、書いてる所悪いんだけど改めて紹介するよ。俺は立海テニス部部長、幸村精市。」
沈黙を破った幸村さん。唐突に紹介とかフリーダム過ぎ。
貴「どうも。昨日はぶつかってすみませんでした。」
幸「気にしなくていいよ。それにしても、ぶつかった女の子と屋上であった女の子が同一人物なんて思わなかったよ。」
ぶつかった時は伊達メガネしてたけど、屋上の時は本気モードだったから外してたもんね。でもそんなに印象変わるのか？
真「…ほぅ？やはり昨日逃げた女子生徒はお前だったのか。」
バレテーラ。STS(すみません、次から…、失礼します)作戦は失敗だった。
貴「あ、真田さんのことはもうよく知ってるので次の方の紹介お願いします。」
真「話を変えるな！」
なんかちょっと嬉しそうじゃん。
柳「では俺だ。柳蓮二という。ちなみに弦一郎は副部長をしている。」
柳さんは屋上で紹介してくれたよね。真田さんは副部長なのか。それで部長の幸村さんには頭が上がらないわけだ。
丸「俺は丸井ブン太。シクヨロ！」
ジャ「オレはジャッカル桑原だ。よろしくな。」
貴「よろしくお願いします、ジャッカルさん。」
丸「俺にはないのかよぃ！？」
朝の言動を思い返してみろ。睨まれるわ、挨拶拒否るわ。
丸「……わ、悪かったって。朝のことだろぃ？
ジャッカルと仲良くなって俺達に絡んでくるやつもいたから、それで…」
なるほど。それであの態度。
理由も分かってスッキリはしたけど全面的に許すとは言わない。でも丸井さんってなんか憎めない人。
貴「…よろしくお願いします、丸井さん。」
パァーっと顔があかるくなる。
いややっぱムカつくわ。
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Dole(プロフ) - とても面白くて、このあと続編も読ませていただきたいと思いますよ！試合の描写もしっかりしていてとても良きでしたし、夢主のキャラも好きです！ (2022年4月14日 17時) (
レス) @page50 id: c74a900a27 (このIDを非表示/違反報告)
薔薇百合大好き変態ヒーロー - おもしろい！(*≧∀≦*)更新頑張れー！(*´∇｀*) (2019年4月25日 19時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください (2019年4月25日 14時) (レス) id: 7fd2779397 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらの | 作成日時：2019年3月31日 22時
