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小石川「おぉーい、A。小春とユウジが新作コントを見せたいって探しとったで」
貴「マジか！すぐ行く！！」
小春とユウジのコントは面白すぎるからな！それに新作ってワクワクする。部室に入ると既に小春とユウジがいて、財前が冷めた目で見ていた。
小春「きゃー！Aちゃんが来たわよ〜！」
財前「ほんまに遅かったっすね。」
ユウジ「小春、いっくでー！」
早速、二人がコントをしてくれるらしい。部室から出て行こうとする財前を捕まえておく。初めはユウジのモノマネから、そして小春のボケが途中に入ってくる。
貴「アハハッ！！笑いすぎて腹痛い…！」
小春・ユウジ「どうも、ありがとうございましたー」
銀「笑い声が聞こえる思たら、Aはんやったか……。部室の外まで聞こえたで」
銀が部室に入って来た。
あー惜しい……もうちょい早く来てれば2人のコントが見れたのに。
貴「なぁなぁ財前。俺達もコントやろーぜ。コンビ名は"ぜんざいプリン"で」
財前「なんで俺がAさんのしょーもない親父ギャグにツッコミせなあかんの」
ぐぬぬ……いいだろ親父ギャグ！俺好きだし。確かに、俺はボケよりツッコミの方が適任かもしれないけど。
貴「じゃあ銀！俺とコンビ組もう！コンビ名は"うな重プリン"」
財前「……師範を巻き込むくらいなら、俺がコンビ組んでもいいっすわ」
銀「……財前はん、哀れやな」
え、銀……地味に酷くない？そんなに俺とコンビ組むの嫌なのかよ…。
小春「んもう、財前くんったら素直じゃないんだからぁ〜！『俺と人生のコンビ組んでくれへん？』やらはっきり言うとかへんと＿＿きゃ！」
ユウジ「ゴラァ財前！なに小春のこと蹴ってんねん！！」
貴「あ、なるほど！財前は笑いのコンビじゃなくて、テニスのダブルスを組んで欲しかったのか。」
空気が一気に冷えたので、俺はもう喋るのをやめた。
今まで生きてきた中で一番スベったと思う。
☆無自覚って罪＿＿＿
【if】中3だったら《詰め合わせ編》→←【if】中3だったら� 垰妖景�寺編》
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作者名：そらの | 作成日時：2020年1月3日 23時
