それは舞い散る桜のように[M×S] (ページ27)

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episode27 ページ27

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松本と櫻井の勉強会が日常になっている今日この頃。

二宮と相葉が2人で帰るのも日常になりつつあった。

｢ニ～ノ～！はい、アイス｣

｢ありがとー。ん｣

相葉が今手渡したアイスを、二宮は一度受け取ってまた相葉に渡した。

相葉はそんな行動を不思議に思うことなく、意図を理解してアイスのパッケージを開けて二宮に返す。

｢はいよ｣

｢どーも｣

相葉が買ってきたのは二宮の好きなソーダ味のアイス。

冷たいシャリシャリとしたアイスが喉を通っていく感じが気持ちいい。

まだアイスを食べる季節ではないのだか、この2人は年がら年中アイスを食べている。

(真冬の帰り道にアイス買ったら潤くんに引かれたっけな…)

松本はお腹が弱い人だから、寒い中冷たいものを食べるとお腹を壊すそうだ。

松本いわく、この季節にアイスはまだ早いらしい。

(夜にアイスでも持って潤くん家に行ってやろうかな…)

そのときの松本の反応を想像しながら1人クスクス笑う二宮になんて気づかずに、相葉はとなりから声をかける。

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