星に願いを【A×N】 (ページ45)

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episode45 ページ45

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ベンチに強く押し付けられて、持っていた缶コーヒーは地面にこぼれた。

男は強い力で俺の上半身を押さえながら、ズボンとパンツを一気に引きずり下ろす。

この先何をされるのか瞬時に予想されて、恐怖で体が硬直していく。

「っやだ…！いや！！！」

「うるせえな、何回もやってきたことだろうが

今さら処女ぶってんじゃねえよ」

今まで黙っていた奴らも、怒りをぶつけるように怒鳴る。

怖くて大きな声も出ない。

体が固まって、ろくな抵抗もできなくて。

ただただ怖かった。

ひとりに腕を固定されて、もうひとりに大きく足を広げたまま固定される。

そしてよくしゃべる男の指が穴のあたりをなでてきた。

(いやだ…気持ち悪い…)

涙がこぼれる。

あの日決めたのに。

相葉くんに好きだと言ってもらえた日。

もう相葉くん以外とはしないって、決めたのに。

もう俺だけにしてくれるでしょって、不安そうに聞いてきた相葉くんに誓ったのに。

最悪だ……。

気持ち悪くて、悔しくて、ただ泣くしかできなかった。

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