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episode22 ページ22
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相葉くんは女性をどんな風に抱くのだろうか。
優しいから、きっと大事に大事に扱うんだろうな。
好きだよ、なんてあの笑顔で、甘い声で言ったりして。
ああ、胸がきゅんと切なくて、下半身が熱くなる。
たくさん色んな人に抱かれているからと言っても、俺だってしょせん男。
好きな人のやらしい姿を想像すれば反応してしまう。
あんまひとりですることなかったんだけどな…。
｢…っぁ…｣
パンツの中に手を突っ込んで、反応した兆しを握る。
手を動かすたびに快感が増していって、胸がきゅんと痛くなって。
(相葉くん…相葉くん…)
相葉くんを想像しようとぎゅっと目を閉じるけど、俺が知ってる相葉くんなんてほんのわずか。
相葉くんがどんな風に相手に触れるかなんて知らない…。
数回、抱きしめてもらっただけ。
ただそれだけ。
その数回の記憶をたどってたどって、相葉くんに触れられた日の夜を思い出して。
────かわいいね、ニノ
｢…っ…あいばく……｣
びくびくっと手の中のものが躍動して、久しぶりの自慰行為を終えた。
ああ……虚しい…寂しい…。
｢……………｣
涙が出た。
相葉くんに会いたい…。
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作者名：ぽっぷ
| 作成日時：2019年3月17日 20時
