－アネモネ－永瀬廉 NO.2 (ページ5)

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廉「昨日はありがとう。ごめん迷惑かけて、、」

『いや、、あっうん！、、、、元気になったなら良かった、、』

廉「、、、ん？なんか今日のA、、変やで？どうしたん？」

朝。

もうすっかり良くなった廉と今朝ごはんを食べている。

すると急に

私に顔を覗き込むようにして変だと言ってきた廉。

そりゃそうだよ、、

昨日の事思い出したら、、話せないよ、、

急に近くなる距離と、昨日の事を思い出しては

体全体が熱くなった。

なんで、、私どうしちゃったんだろう？

最近変だ、、

『別にっ、、何もないよ、、』

昨日の事、、廉は覚えてないのか、、

ごまかすように、、私が廉から

目をそらしながらそう言えば

「、、まぁーそれやったらええけど、

でもなんかあったら頼ってな、、」

椅子から立ち上がって

少し私の身長に合わせるようにしゃがんだ。

それから

私の頭の上に手を乗せるポンポンと少し叩くと

柔らかく微笑んで

その後は何事もなかったかのように

先に大学へ向かっていった。

『まただ、、、またドキドキしてる私、、』

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