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▼おさななじみ_56 ページ7
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『あっ、ミンギュくんからだ』
＊＊＊
明日、2時に駅前集合でいい？
＊＊＊
あの後、家着くとすぐに
風邪を引いてはいけないからと
ホシをお風呂に追いやると1人自分の部屋に戻った。
すると
部屋の扉を開くと同時に震えたポケット。
携帯を開けば
ミンギュくんのメールにハッと明日の事を思い出した。
明日何着て行こうなんて考えながら
"いいよ"
3文字の文字を打ってる時
ガチャリと開いたドアの音。
えっと勢いよく後ろを振り返れば
目の前の光景に
思わず振り向いた自然をまた戻してしまった。
「ドライヤーってどこ置いた？」
『っえ..ちょ！服！！着てよ、、』
だってそこには
上半身裸のホシが首にタオルをかけていたから。
ホシは平然とした顔でそう私を見つめていたけど
一瞬でも見えた
全身の筋肉と濡れた髪
お風呂上がりだからなのかほてる両頬に
直視なんてする事なんて出来なくて。
速まる鼓動が
ホシに少しでもバレないように。
赤くなる頬が
熱くなる全身が
気づかれてしまわぬように。
平然を保つのに必死だったんだ。
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作者名：もなか | 作成日時：2020年3月13日 17時
