君とのキョリ▼岸優太 (ページ15)

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キョリ_15 ページ15

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平「家どっちですか？」

『あっ、別に大丈夫だよ！』

私を家まで送ろうとしてくれる平野くんに

大丈夫と止めようとすれば

こんな荷物いっぱい女の子1人に持って帰させられませんよ

とあまりにも真剣な表情に断れなくて

結局お言葉に甘えて送ってもらうことにした。

『ごめんね、、わざわざ送ってもらって、、』

平「いやいやそんな！お気になさらずに、、」

『ふふっやっぱ、平野くんって本当面白いね』

　
天然で少し変わってる平野くんに

思わず笑いそうになってしまっていると

平「、、、、」

『あの、、平野くん？』

急に黙り込む平野くんと目があって。

様子のおかしい平野くんに

本当にありがとうと言って

家に入ろうと足を進めれば

__あっ！！あの、、日曜空いてますか？

後ろからそんな彼の声が聞こえた。

振り向けば

__僕と

__デート、、してくれますか？

少し恥ずかしそうにした平野くんが

またしてもとんでも無い事を言い放った。

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