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放課後。
私たちは少し離れたところにある、大きなショッピングセンターに来ていた。
晴「 で、どういうのをお探しですか?」
ハルは店員さんみたいに言った。
『 そうですねー、駿くんの好みは分からないんですけど…。』
晴「 Aは、フリフリ系じゃないしなー。」
『 やんなー!どうしよ…。』
私、そんな可愛い服とか似合わないし持ってないし。
スカートとか、学校以外に履かないもん。
基本、ズボン。
晴「 …どう?スカート、買ってみない?」
『 ええ、スカート…。恥ずかしいわ!』
晴「 なんでやねん!今もこんな短いの履いてんやん!」
そう言って、私の制服のスカートを指さした。
…まぁ、確かに。少し短いかもしれないけど、ハルもなかなか短い!!JK って感じでいいやんねー!
『 あああ、どうしよう!駿くん、どんなのが好きなんやろう…!』
晴「 とりあえず、探しに行こう!!」
私たちは色々な店を回った。
で、結局スカートは買わず。かと言って、ワンピースもなしで…。
センスのいいハルが全て選んでくれた。
『 おっ、可愛い…。』
晴「 やろ?これで道枝くんもイチコロやで。」
ハルが選んだのは、デニムのショートパンツ。上は黒のTシャツで、パンツにインするらしい。
最近は暑いけど、半袖はまだ早いから上着に大きめのパーカーを買った。
『 ありがとう、ハル!』
晴「 いえいえ!私も楽しかったし。」
やっぱりハルは、私のお姉ちゃんだ!好き!!
これで、もう日曜日を待つだけだ!
『 ほんまにありがとね!日曜、楽しんでくる!』
晴「 うん!楽しんどいで!」
私たちは別れ道でバイバイをした。
私は日曜日が楽しみで、上機嫌で家へ帰った。
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この時の私は知らなかった。
楽しいはずのお出かけが、あんなことになるなんて―――。
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ろづ(プロフ) - すごいきゅんきゅんします!続きはもう出さないんですか?? (2018年7月15日 0時) (レス) id: 5417a8ac17 (このIDを非表示/違反報告)
みなみな - みっちー神ってます!!!!!続きがはやく読みたいです! (2018年1月11日 22時) (レス) id: 4e4a064bbb (このIDを非表示/違反報告)
楽 - これやばいです。早く続き気になります。ainaさんのペースで頑張ってください。応援してます。 (2017年10月23日 15時) (レス) id: 3469f07259 (このIDを非表示/違反報告)
aina(プロフ) - 優花さん» ありがとうございます!キュンキュンして貰えましたか!!嬉しいです♪ 頑張りますね (^^) (2017年4月22日 16時) (レス) id: 064c9551d8 (このIDを非表示/違反報告)
aina(プロフ) - 有西はなさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年4月22日 16時) (レス) id: 064c9551d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aina | 作成日時:2017年4月20日 17時