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まふまふside
今頃みんなは、アイツと一緒に訓練場にいる
訓練場って言ってもすぐそこだから、三階の俺の部屋から 見えるんだけど。
アイツ…なんだっけ…
Aだったっけ、皆 Aに見せるためだけに能力を使っている。朝、うらたさんに誘われたけど行かなくてせーかいだよ。力の無駄。
ちょうど、Aの番みたい。
興味無いし、とカーテンを閉めようと思ったけど
一応 この 暁 に入る能力 ってのも気になるし見る事にした。
…俺がもし攻撃された時の対処も考えれるしね。
『_______"カティナチオ・オーペル"』
その言葉と共に光が生まれる
まふ「…まぶしっ」
、
、
しんと静まり返った部屋
まふ「ははっ…なんもないじゃ……」
期待した自分を馬鹿にしながら手元のスマホを見る
まふ「うそ…」
あの一瞬で時間が6時間後も経過していた
カティナチオ・オーペル
それは、過去や未来へと移動するための魔法。
かなりの複雑な魔法構成を編むから、難易度で言ったらSだ。
そして、かなりの時間を移動してる…
俺でも1時間できるかどうか…
キラッ
まふ「んっ?」
アイツは化け物か、とAを凝視していると
長い前髪の下から目が見えたような気がした
透明で透き通った目が。
いや、見間違いだろ。太陽の反射かなんかだろ。
俺、目悪いし。
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作者名:寝音-ネオン- | 作成日時:2018年7月30日 7時