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『そ、なん…だ。何で私に言うの？』
動揺して思わず声が吃る。
頭の中が真っ白になって、目の前がグラグラした。
「だって…他のみんなは馬鹿にしてきそうなんだもん。てか爆豪くんって彼女いないよね！？」
恥ずかしそうに頬を紅く染めて目を逸らす蛍美さん。
こんな可愛い彼女に、私なんかが爆豪くんと付き合っているなんて言えるわけなくて。
『いない…と思うよ。』
そう嘘をついてしまった。
「そっかぁ……！」
心底嬉しそうに微笑む蛍美さんに、胸が痛む。
あぁ、馬鹿だ私。
蛍美さんに負けるってわかってるからって、戦う前から諦めて。
ピシピシと体の奥で音が鳴る。
「いつも爆豪くんには悪態ついちゃって……。でも、素直になりたいの…！どうすればいいかなぁ…」
はぁ、とため息をつく彼女に、
今までのが積み重なって
『っじゃあ告白したら！？』
つい、怒鳴り気味に声を出してしまった。
「えっあ…ごめん、なんか私やっちゃったかな」
『っあ…う、ううん！ほら！蛍美さんて可愛いから…自分で自分可愛いって気づいてない事に怒ってる』
慌てて馬鹿らしいことを言うと、なにそれと蛍美さんも笑った。
そんな様子に一息ついた私は、
『じゃあ行くね』
と無理やり自分の逃げ道を作った。
「あ、あの…よかったらまた相談乗ってくれないかな…！！」
頬を染めて一生懸命そういう彼女が、可愛くて……憎らしくて。
『……うん、いいよ』
笑顔を向けて返事をした。
終わり
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アリス - 続き頑張れ (2018年11月16日 22時) (
レス) id: 65e86ebe59 (このIDを非表示/違反報告)
→ここなっつ←(プロフ) - えー、続きがめっちゃ気になるー!!最後は爆豪とくっつくのか？それとも轟くんとか？いやー、ほんまに続きが気になりますー！更新楽しみにしてます。 (2018年11月1日 18時) (レス) id: 46bc778118 (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - マカロニサラダさん» ありがとうございます！頑張りますねー！ (2018年10月28日 22時) (レス) id: 9a0c00953c (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ - こういうの、めっちゃ好きです！更新頑張ってください！！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: a08aef4527 (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - ちーやんさん» 本当ですか！嬉しいです！頑張りますね！ (2018年10月16日 21時) (レス) id: 9a0c00953c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎 | 作成日時：2018年10月9日 23時
