何故か私の部屋に男物のおぱんつが落ちてたんですがそれは【轟焦凍】 (ページ6)

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『……今日、爆豪くんが来る前に焦凍呼んでたの。最近冷たいからちゃんと話し合った方がいいと思って。
そしたら…私の部屋のど真ん中におぱんつ落ちてて…喧嘩しました』

ポツポツと…呟くように事情を説明していく。

「あ？なんで喧嘩になんだよ」

『いや…勘違いした焦凍が、誰と寝たんだ？って……男なら誰でもいいんだなとか、尻尾振ってるとか…』

「ああ"！？半分野郎…最低じゃねぇか！アイツぶっ殺す…」

私のために怒ってるのか、ただ話にイラついて怒ってるのかは分からないが、私の代わりにそうやって怒ってくれたのは有難かった。

『あはは……結構傷付くよね…誰のかもわかんないパンツで私が疑われるなんて』

ヘラヘラと笑ってそう言うと、爆豪くんは不機嫌そうに口を開く。

「ああ？お前何ヘラヘラしてんだよ」

『え…ごめ…』

「辛くて当然だろが。無理して笑うなや。」

なんていう爆豪くんらしくない言葉に

ちょっとだけ…本当に少し

うるっときてしまった。

「そうだよ…っね！私の話…ちょっとは……聞いてくれてもいいよねっ…っ！」

涙声になるのを我慢して、少し上擦った声になる。

『ていうか…なんで焦凍最近冷たいの……っ？こっちばっか責めるけど…お前だって浮気してんじゃねぇのかよおおぉっ……！』

思ってること全部爆豪くんにぶっちゃける。

どれだけ迷惑だったかは分からないけど

いつも暴言吐く爆豪くんが黙って話を聞いてくれて、余計に泣きそうになった。