【ヒロアカ】俺は男じゃなくて女の子にモテてーの！２ (ページ10)

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４７話ページ10

｢｢｢学校っぽいの来たー！！｣｣｣

あれから相澤先生とは別れ、
教室へと向かった

そして、その数分後には1時限目が始まった
1番初めは昨日の戦闘訓練についてのコメントで

爆豪と出久が色々と言われていた

ガキみてぇなことするな。とか
腕ブッ壊して一件落着か。とか

まぁ、あれはどう見てもいいとは
言えないからなぁ

そんな会話が終わり、次の話に移った
その話の内容は

学級委員長を決める

ということだった

深刻そうに言う相澤先生に
身構えた俺達だったが

その言葉により勢いよくツッコむ
中でも立ってツッコんだり、コケたりと
皆の反応は凄かった

｢委員長やりたいです！それ俺！｣

｢ウチも｣

｢リーダー！やるやるー！｣

委員長を決める事になり、
皆それぞれ手を上げる

その中に出久も控え気味に手を挙げていた

正直俺は委員長になりたくはない
別になれって言われたらなるが
自分からって言うのはやる気がでない

委員長っていう柄でもないし
俺に皆が着いてくるとも言えないからな

本当はトップヒーローの素地を鍛えられる役だから
やった方がいいんだろうが

どうしてもなぁ…

ハイハイと手を上げる皆に
元気だなぁと横目で見つめる

｢”多”を牽引する責任重大な仕事だぞ…！

やりたい者がやれるモノではないだろう！
周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…！

民主主義に則り真のリーダーを
皆で決めるというのなら

これは投票で決めるべき議案！！｣

｢そびえ立ってんじゃねぇーか！｣

騒がしい教室にピンっと筋の通った声が響く
その声同様背筋が伸びており、

そして、腕も上へと伸びていた

そう。皆に投票で行った方がと提案しているが
飯田の手は自分が委員長をしたいと手を挙げていたのだ

そんな飯田に皆が声を揃えてツッコむ
俺は飯田の行動や言動。そして、皆の反応に
思わず肩を震わせた

(やばい…飯田が面白すぎる…！w

って、このクラスハモること多いよな？
何、打ち合わせでもしてんのか？w)

(え！？A君が震えてる…
体調悪いのかな…って笑ってる…？)