【ヒロアカ】俺は男じゃなくて女の子にモテてーの！２ (ページ32)

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６６話ページ32

ｵ-ﾙ｢やはり衰えた…
全盛期なら5発も撃てば充分だったろうに…
300発以上も撃ってしまった｣

『す、げ…流石…』

オールマイトの言う
全盛期なら5発でという言葉も凄いが

100%以上の力でそれも300発も
撃てることも凄いと感じる

最初の数発しか見えていなかったが…

ｵ-ﾙ｢どうした？来ないのかな！？
クリアとかなんとか言っていたが…

出来るものならしてみろよ！！｣

オールマイトの威圧は凄い。だが
多分あれは虚勢だ

もう時間も体力も残っていないだろう
そして、俺も既に限界だ

今はアドレナリンがドバドバでてるから
そこまで痛みを感じないのだろうが…

体の中はボロボロでもういつ倒れてもおかしくはない
でもね…オールマイト
貴方はもう1人の憧れのヒーローだ

だから俺は最後までアンタを支えるさ

死｢そうだな…そうだよそうだ…
やるっきゃないぜ…

目の前にラスボスが居るんだもの…
何より…

脳無の仇だ｣

『そうはさせないよ敵…。』

緑｢オールマイトから離れろ！｣

オールマイトへ飛びかかる死柄木と黒霧
そんな2人を見据え、蛙吹を助けた時と同じように何重もの空気のバリアを張った

『いずっ！？…ｯ…』

が、俺と同時に敵へと飛びかかった出久
そんな出久に敵はオールマイトから出久へと標的を変えた

思わず息を飲んだ
出久の前にもバリアを張ろうとするも
頭がずきりと痛む

黒｢2度目はありませんよ｣

死柄木が出久の顔へと手を伸ばす

ダメだ間に合わない…！

そう思った時
ズドっと音が聞こえ、敵へと目を向けると
手の甲が銃弾により撃ち抜かれていた

『え……』

｢ごめんよ皆。遅くなったね
すぐ動ける者をかき集めて来た｣

飯｢1-Ａクラス委員長…
飯田天哉！

ただいま戻りました！！｣

飯田の声が聞こえる方へ目を向ける
するとそこには沢山のプローヒーローがいた

プレゼントマイクやミッドナイト
根津校長まで

『あぁ…やっと…やっと終わった…
遅いよ…ヒーロー…』

切｢緋浮血！？｣

爆｢…！おい！｣

さっきまでやっと立てていた足や身体は
いきなり痛みを増し、体が傾いた

ぁー…これは地面に顔ぶつけるなー…

なんて思ったがそんなことは無く
近くにいた切島に抱きとめられた

『き、りし…まさんきゅー…』

切｢お、おい！？緋浮血！
緋浮血！！｣

抱きとめた切島に薄く笑うも
その次の瞬間には意識が途切れてしまった

(うぉ！？緋浮血死ぬんじゃねぇ！生きろ！)

(ガァア！うるせぇクソ髪！
そいつ早よ寄越せや！)