【ヒロアカ】俺は男じゃなくて女の子にモテてーの！２ (ページ4)

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４２話番外編３ページ4

麗｢うわぁ…これ可愛い…｣

『あ』

そして、俺の手編みのマフラーは
どうやら麗日さんに当たったみたいだ

麗｢あっ！これ、Aくんの！？｣

『あ、あぁ…手、手編みなんだが…
あ、いや！俺が手編みなんてあれかもだけど…』

俺の反応を見てかこちらを勢いよく見た麗日。
その目はとてもキラキラと輝いていた

麗｢へ…？手編み…？｣

『お、おう…やっ、ぱ変か？』

麗｢ううんううん！うわぁ、大切にするね！！｣

手編みだと聞いて数回瞬きを繰り返していたが
次には興奮したように喜んでいた

…うん。
手編みのにした甲斐あったかもしれない
こんな喜んでくれたし…

『…そっか、よかったよ…

…うん。茶色だからどうかなって思ったけど…
麗日さん似合うね…』

それにホッと安堵の息を漏らせば
麗日さんが持っているマフラーを受け取り
前から首にマフラーをまく

女子に茶色はどうかと思っていたが
案外変ではなく落ち着いた雰囲気が出ていて
似合っていた

麗｢え、ぁ…そ、そうかなぁ？
え、えへへ…｣

すると俺の行動にか言葉にかはわからないが
顔を赤く染め、恥ずかしそうに笑う麗日さん

やばい。
本当に可愛い。
やっぱり女子はこうでないと…

切島｢で、Aは誰のプレゼントだったんだ？｣

『あ、そういえば見てなかったな…』

麗日さんの可愛さを改めて実感していると
切島が聞いてきた

それを聞き、プレゼントへと目を向ける
当たったプレゼントは小さな袋で

中を見れば小さな箱が入っていた

何だろうなと思いつつその箱を手に取り
ゆっくりと開いてみれば

そこには可愛らしいネックレスが入っていた

轟｢あ、俺のだな｣

『えっ！？こ、これ轟の！？
こ、こんな可愛いの…

も、もし男に当たってたらどーするんだよ…
女子なんて俺と麗日さんしかいねぇのに…』

するといつの間にか俺の真後ろにいた轟に
違う意味で驚いた俺

いや、これ可愛すぎるだろ
月をモチーフにした可愛いネックレス

『でも、俺に似合うか…？
っておい…っ』

そんな可愛いネックレスを見つめていると
すっと轟にネックレスを取られたと思えば
目の前には轟の顔

なんだ？なんでこんな近くに轟の顔が…
チッくそう…イケメンだなお前は…

いやここにいる皆、顔整ってるけども…

轟｢ん。似合ってるぞ｣

するとかちゃりという音と共に
顔が離れたと思えば珍しく微笑んでいる轟

どうやらネックレスを付けてくれたらしい

(な、んだよ！紛らわしい！)

(うぁ…俺のAがぁ…)