【ヒロアカ】俺は男じゃなくて女の子にモテてーの！２ (ページ16)

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５２話ページ16

あの後、色々と世間話をしながら
集合場所へと向かう

途中では女子達と合流し、
コスチュームの話やこれから何するんだろうなんて話つつ集合場所へ着くと

飯｢バスの席順でスムーズに行くよう
番号順に2列で並ぼう！｣

バスの前には笛を鳴らし手を振る飯田がいた

そんな飯田に早速委員長やってんなと
笑いながらバスへと乗り込む

飯｢こういうタイプだったくそう！！｣

が、飯田の考えていた構成ではなかったようで
あからさまに落ち込んでいた

そんな飯田に芦戸さんが意味なかったねと
慰め？ていた

実際慰めになってないような気もするが…

んで、俺の隣は轟の隣の席で
前が耳郎さんで右斜め前が爆豪となった

乗り始めてすぐ轟は眠いのかウトウトと舟を漕ぐ

『轟眠いなら寝ていいぞ
着いたら起こすから』

轟｢…ん。さんきゅ…｣

『お…』

そんな轟に軽く頭をぽんと撫でれば
小さく頷き、俺の肩へ頭を乗せてきた

思わずフリーズする。

轟が可愛いだと！？
ってそうじゃない！何故寄りかかってくる！？
いや別にいいんだけどね！！

固まる俺に脳内は軽くパニックに陥る
だが、気持ちよさそうにする轟に

ま、しょうがないか可愛いし
などとため息をついた

｢おい半分野郎…なに男女の肩借りてんだァ…？｣

『ちょ、爆豪…起きちまうだろ？
しー…な？』

すると俺の肩を借りて眠る轟を見て
何故か静かにキれる爆豪。

そんな爆豪に慌てて声をかけ
小声だが、口に人差し指をつけた

｢ｯ……｣

『…ん？』

言葉に詰まったようにたじろぐ爆豪
何だどうしたと首を傾げる俺に

軽く舌打ちをしたと思えば
ドカッと席へとついた

(え、なんで舌打ち…？)

(しー、な？じゃねぇよ男女がよォ！！)

(や、やば！見た！？切島今の！
Aのしー！Aのしーだぞ！？)

(ちょ、上鳴少し落ち着け…)