【暁のヨナ】姫をやめ従者になる (ページ10)

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８話ページ10

みんなと仲良くなり、何日か経って
いつものように遊び、
遊び疲れては桜の木の下で寝転がる

そして、ヨナとスウォンは
疲れたのか寝てしまった
そんな2人に僕は毛布を持ってきては掛けた

ﾊｸ｢そういえばAって兵の中で
1位2位を争うくらい強いんだろ？｣

するといきなりハクがそんなことを言い出した
そんなハクの言葉に僕は首を傾げる

『さぁ？それはわからないけど、
僕はまだまだ弱い。
もっともっと、強くならなきゃダメなんだ』

そういう僕にハクは
つまらなそうに"ふーん"と返す

『って、逆に何でそんなことハクが
知ってるんだい？』

なぜ、そんなことを知っているのか
そう思いそう聞くと

ﾊｸ｢俺も修行してる時によく
Aを見かけたからな。｣

と寝転がりながらそう言った
そんなハクに目を見開いた

『ぁ、そうか！ハクはソン･ハクだから
ムンドク師匠の息子だったんだな』

そう言いながらハクの隣に座る
するとハクは

ﾊｸ｢血は繋がってないけどな｣

なんて少しムスッとしながら言った。
そんなハクをみて僕はｸｽｯと笑う

ﾊｸ｢んな！？なんで笑うんだよ！｣

『いや、だって…w
ムンドク師匠ってば稽古つける度に
ハクの話をするんだぞ？

俺の大切な孫だってなw愛されてるぞハクは』

僕がそうｸｽｸｽと笑いながら
ハクの頭をぽんぽんと撫でそういうと

ハクはｶｧとほんのり頬を赤くさせた

『お、ハクが赤くなった』

そんなハクをみてからかうように笑うと

ﾊｸ｢うるせっ｣

なんて言って撫でる僕の手を
振り払ってはそっぽを向いた

『……ははwハクってば可愛いなぁw』

赤くなって…嬉しいんだろうな
大人びてるけどハクもまだまだ子供だな…w