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6話 ページ8

それから4年の月日が経ち僕は10歳になった。
龍の力も使いこなせるようになり、
それなりに強くなったと思う


怪我もしなくなり、
同じくらいの歳の兵士の中でも
1位2位を争うくらいだ


そして今日、お父様…いや、イル陛下に
ヨナに会っていいという許可がおりた


『あー…イル陛下、僕緊張してきました…
やっとヨナ…姫様に会えるなんて…』


ドキドキとする胸を抑え
そういう僕にイル陛下はふふっと笑った


イル「だいぶその口調慣れてきたね」


とイル陛下は言った

そう、僕は剣を持った日に皇后様に

「なら、その口調はおかしいでしょ?
もっと男の子らしい口調にしないとね」

と言われこういう口調にするようになった
最初は慣れなくて
女だってバレそうになったこともあった

『は、はい…まぁ、4年も経ちましたから』

僕はそう答えると、ヨナがいる中庭に着く

中庭からはきゃっきゃっと楽しそうな声が
聞こえてきた


「あはは!もうハクったら!」

「ちょ、スウォン待てって!」

「ヨナこっちこっち!」


僕はイル陛下の後ろに立ち、ヨナ達を見る
ヨナ達は追いかけっこをしており、


あの小さかったヨナが
あんなに大きくなって

走り回っているところを見ると
涙が滲んできた


『イル陛下…ヨナひ、めが…
あんなに大きくなったんですね…

僕、ここまで頑張ってよかったって
今初めて思いました…』


そんな僕をみてイル陛下は
僕の頭をポンポンと撫でた


イル「Aもよくここまで頑張ったね。
ほら、ヨナ達を呼ぶから涙を拭きなさい」


そういったイル陛下は
手ぬぐいを僕に差し出した
僕はそれを受け取り涙を拭く

イル「それじゃあ、呼ぶよ。

ヨナ!ハク!スウォン!」

落ち着いた僕をみて小さく頷くと
ヨナ達に向けそう呼んだ

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推しが尊い国民☆(プロフ) - ゼノですかね…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page34 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
kazokulove0115(プロフ) - ジェハがいいです! (2020年1月23日 17時) (レス) id: 12d6784d9f (このIDを非表示/違反報告)
狛犬のリサ(プロフ) - ハクがいいです! (2019年10月3日 6時) (レス) id: 3d96b1b6a9 (このIDを非表示/違反報告)
キクト - シンアとユン君がいいです (2019年8月24日 17時) (レス) id: e0a1afc5db (このIDを非表示/違反報告)
ヘロヘロ@^ ^ - それってハクとかの四龍以外はダメなんですか? 僕的にはハクかユン君でお願いしたいです (2018年9月17日 19時) (レス) id: 8ab078e800 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピエロ | 作成日時:2017年1月3日 11時

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