【暁のヨナ】姫をやめ従者になる (ページ40)

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３６話ページ40

｢珍しいな連れがいるなんて…
誰だ？そっちのデカイ兄ちゃん等｣

ﾊｸ｢商売仲間ですよ｣

『あぁ。国境近くまで商売しに』

僕はハクの後ろから少し姿を出せば
軽くお辞儀をした

ﾕﾝ｢いーい？アンタ達。

赤い髪のお姫様！野獣の元将軍！
風の龍の元将軍！天才美少年！
目立つんだから大人しくしててよね｣

そういうユンは僕らを
一人一人指さしてそう言った
そんなユンに僕は"あーい"と返事をした

ﾊｸ｢しかし神官といい、四龍といい。
ややこしい場所に住んでいやがる｣

『僕は住んでないけどな。
生まれも育ちも高華だから。』

ﾊｸ｢わかってるわ！｣

嫌そうな顔をするハクに
すかさずツッコミを入れた
そんな僕にハクは軽く頭を叩いた

『いてて…ま、イクスが教えてくれたんだ。
まずはそこに早く行かないとな』

僕は叩かれた頭をさすりながらそう言った

ﾕﾝ｢俺はよーやく外に出れたからすげー楽しみ！幻の里。国中を旅したら見聞録書く！｣

ﾊｸ｢む？どうした目が赤いぞ｣

するとユンはわくわくしながら嬉々しく言った
そんなユンをハクはまたからかっていた

確かにからかいがいがあるけど
そのうちからかいすぎて
飯抜きになりそうだなハクは

ﾖﾅ｢また…襲って来るかな兵士達…｣

ﾊｸ｢…大丈夫ですよ俺がなんとかします｣

そういうヨナ姫に僕らは目をまん丸とさせた
するとハクは当然のようにそういうも

僕は心の中で"僕も居るんだけどなぁ…そんな好きかヨナ姫の事が"とニヤついていた

ﾕﾝ｢あ、俺も守ってよねか弱いんだから｣

『…ははwなら、僕が守ってあげるよユンw』

それに便乗するかのようにユンは
"よろしく"と手を挙げるのに対し僕は
"オッケーオッケー"とユンの頭を
ぽんっと撫でた

まぁ、ユンには"ちょ、頭撫でないでよ！"と怒られてしまった。
ちょっと傷ついたお兄さん。
実際にはお姉さんだけど