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34話 ページ38

────闇 落ちる 大地


龍の血により 再び蘇らん


古の 盟約に従い


四龍 集結せん時


王 守護する 剣と盾が目覚め


ついに 赤き龍 暁より帰り給う────



そう告げたイクスはパタリと倒れた

『っ!?イ、イクス!?』

イクス「かっ…神様の声を伝えるのは精神力がいるのでふ…」

倒れたイクスに驚き声をかけるも
イクスはゼェゼェと肩で息しながらそう言った

ユン「めんどくさいよ若年寄〜」

『は、はは…なんだびっくりした…』

そんなイクスにユンは
面倒くさそうにそう言った

ハク「龍とか神とかさっぱり分からんが
何を言われても壺は買わん」

『いや何言ってんだよ』

ユン「てか、売らねーよ」

するとハクは何を勘違いしたのか
壺やらなんやら言い出した。
そんなハクに僕とユンは呆れた顔をする

ヨナ「さっきの予言…
赤き龍って神話に出てくる王の事?」

イクス「建国神話はご存知で?」

ハクの言葉に"つぼ…?"と
首を傾げていたヨナ姫はそうイクスに聞く。

そのヨナ姫の言葉にイクスは
未だ肩で息をしながらそう言った
その言葉に皆は小さく頷いた

イクス「ヨナ姫は生きたいと言いましたね
でも独りでは生きられない

外に出ればまた命を狙われるから
貴方のそばには貴方を
支えるハク殿やA殿がいる

しかしこのままではハク殿は死にます」

その言葉に僕は息を飲んだ。
多分イクスは知っているんだろう。
僕が普通の人ではないと

だから、ハクだけ名前を挙げた

ハク「ちょっと待て。勝手に殺すな。
それになんで俺だけなんだ?
それならAもだろ

神の声なんざ俺は聞こえねぇそんな」

そんなイクスにハクは腕を組みそういうも
言っている最中に僕はハクの横腹を軽く殴った

するとハクは横にそのまま倒れ
痛かったのかプルプルと震えていた

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推しが尊い国民☆(プロフ) - ゼノですかね…… (2023年4月6日 19時) (レス) @page34 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
kazokulove0115(プロフ) - ジェハがいいです! (2020年1月23日 17時) (レス) id: 12d6784d9f (このIDを非表示/違反報告)
狛犬のリサ(プロフ) - ハクがいいです! (2019年10月3日 6時) (レス) id: 3d96b1b6a9 (このIDを非表示/違反報告)
キクト - シンアとユン君がいいです (2019年8月24日 17時) (レス) id: e0a1afc5db (このIDを非表示/違反報告)
ヘロヘロ@^ ^ - それってハクとかの四龍以外はダメなんですか? 僕的にはハクかユン君でお願いしたいです (2018年9月17日 19時) (レス) id: 8ab078e800 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピエロ | 作成日時:2017年1月3日 11時

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