【暁のヨナ】姫をやめ従者になる (ページ19)

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１６話ページ19

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ヨナ｢ねぇ、父上。私の髪変じゃない？｣

それから約2年の月日が経ち、
ヨナはもうすぐ16を迎える

そして、今日はスウォンが来るということで
めいいっぱいお洒落をしていた

そんなヨナをみて僕は可愛いなぁと笑う

『ヨナ姫大丈夫ですよ。とても綺麗ですから』

そういう僕にヨナはｶｧｯと顔を赤くした
赤くなるヨナをみて僕は目をぱちくりさせ

『ヨナ姫？どうしました？』

そう聞くとヨナはうぅっと俯いた
それを見ていたハクは

ﾊｸ｢Aは言葉が直球すぎるんだ…｣

とため息混じりにそう言った

え、ええ？直球って…
思ったままを言っただけなんだけどなぁ…

と僕は頬をかいた

その後またハクが余計なことを言ったらしく
ヨナはハクに向けてものを投げつけていた

ハクはハクで投げつけられたものを
軽々とキャッチしていた

ｲﾙ｢まあまあ、ハクはお前の幼馴染だろう…？

それにハクは18にして城でも指折りの将軍で
護衛にはうってつけ…
あと、将軍のAがハクを推薦したのもあるけど｣

イル陛下がそういったのを聞けば
ハクは"勧めたのはお前か"と言いたげな顔を
していたので思わず顔を逸らしてしまった。

そう、僕は17のころ周りの人達に認められ
異例として将軍の名をもらった。

けど…

僕はまだ自分がそこまで強いとは思えない…

ﾖﾅ｢そんなの知らない。護衛なら
Aのようなもっと可愛げある人がいい｣

そういったヨナに僕は"ははは…"と苦笑を浮かべることしか出来なかった

ﾊｸ｢てゆうか、可愛いといえば…いいんですか？
可愛くしとかなくて｣

『あぁ、そういえばもう着いたそうですよ
スウォン様』

そういうハクに僕は思い出したと手をぽんっと叩くとそう言った。それを聞くなりヨナは

ヨナ｢それを早く言いなさい！！｣

と急いだように駆けていった