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｢Aさんはなんのために戦っているんですか｣
｢………ん？｣
｢どうしたの、急に｣
｢…ふと、気になったので｣
｢ふふ、そ〜だなぁ｣
｢僕のこと知りたいなら｣
｢まずは佐々木くんのことを教えて｣
｢僕のこと、｣
｢うん｣
｢佐々木くんともっと仲良くなりたいんだ｣
彼は知っているのだろうか
僕が
｢…僕、今までの記憶がないんです｣
｢へ｣
｢そうなの…？｣
｢は、はい、｣
｢ごめん！｣
｢ごめんね佐々木くん！｣
｢僕またやらかしちゃった……｣
｢本当にごめんなさい！｣
｢え、あの｣
｢そんな、頭上げてください！！！｣
「………ごめんね」
「むかしからさ、僕いっつもこうで」
「お詫びに、」
「…ちょこっとだけ教えてあげる」
「僕はね 」
「彼女を殺した人を探してるんだ」
「………ぇ」
「ふふ、つまんないでしょ」
「ありきたりな憎しみ、復讐」
「それだけを握りしめて」
「僕はここまできたんだ」
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扉子(プロフ) - 白石もぐさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！更新頑張りますね。 (2018年9月26日 16時) (
レス) id: ed75d90233 (このIDを非表示/違反報告)
白石もぐ - 作者様の作品が大好きです! (2018年9月25日 17時) (レス) id: c41ce6be94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扉子 | 作成日時：2018年9月15日 14時
