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きっと彼女は同化しない
「階段を降りたら門をくぐってあの大樹の根元まで行くんだ」
そんなことは最初から判りきっていた
「そこには招かれた者しか入ることができない」
だから、与える
「同化まで天元様が守ってくれる」
「…それか引き返して黒井さんと一緒に家に帰ろう」
“ 道 ”を
「……え?、」
“ 術 ”を
「私達は最強なんだ」
「理子ちゃんがどんな選択をしようと君の未来は私達が保証する」
なにがあっても、護る
「…私は生まれた時からで星漿体で」
「皆とは違うって言われ続けて」
「私にとっては星漿体が普通で」
「……だから」
「同化で、皆と離れ離れになっても大丈夫って思ってた」
「でも、でもやっぱり、もっと皆と一緒にいたい」
「もっと皆と色んな所に行って、色んな物を見て、もっと」
この手を、掴め
「帰ろう、理子ちゃん」
たんっ
「…うん!!」
…………火薬が鼻をつく、
なにが、どうなって
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「………理子ちゃん?」
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しき(プロフ) - 神作すぎる (2023年4月9日 0時) (レス) @page50 id: 3f65d643db (このIDを非表示/違反報告)
haruk1204(プロフ) - 妄想小説っていう類には収まらない話だから全呪術廻戦ファンは読んで見て欲しい、、、何回読んでも飽きません。お願いですから永遠に削除しないでください。 (2022年12月3日 17時) (レス) @page50 id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
妃 - 素敵でした。七海の、陽だまりよりも暗闇が似合いそう、と言う形容が記憶によく残りました。また読み直そうと思います。 (2022年6月14日 1時) (レス) @page50 id: b420da21f1 (このIDを非表示/違反報告)
扉子(プロフ) - 那乃さん» コメントありがとうございます。この子を象徴とするものは作らずに話を書いたためイメソンなど教えて頂けるとすごく嬉しいです。ありがとうございました。 (2021年6月13日 23時) (レス) id: 655d1d8ce1 (このIDを非表示/違反報告)
那乃(プロフ) - 何故かこの子には「春、プールサイドの気象予報士」という歌が合うと思った。 (2021年6月5日 21時) (レス) id: 4d924b4f2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:扉子 | 作成日時:2020年12月10日 23時