わたしの歌ときみの声２ (ページ38)

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3人ページ38

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貴方side

JACKY「……デ、ケッキョク、コレハデルノ？」

『……。』

JACKY「……エ、？？」

…やばい。

1番の目的である、参加不参加を聞くのを忘れてた…

なにしてんのっ、わたし！！

【ごめん！いまからきいてくる！！】

JACKY「OK(笑)」

ｺﾝｺﾝ

渋「Aさーん、おる？」

『…！』

ｶﾞﾁｬｯ

渋「うおっ、びくったー
勢いよく出すぎやろ、自分(笑)」

『・・・・』ﾍﾗｯ

渋「…あの話やねんけどな、」

『・・・・』

渋「……やっぱ、出ーへんことにしたわ」

…え、、

渋「で、1つ提案があるんやけど…」

…なんで出ないの、すばるくん…

思いっきり歌えるチャンスなのに…

渋「……俺ら3人で出ーへん？」

なんでっっ

……って、え？？？？

『・・・？？』

JACKY「……？？？」

渋「…あ、っとー、説明するな？(笑)
そない2人揃ってキョトン顔せんといてや(笑)」

急な話すぎて、わたしもジャッキーも

……うん、変な顔してる

渋「別に、3人でデビューしたいとかちゃうねんけどな、
せっかく歌える場があるんやったらみんなで歌いたいなって」

渋「…最後に3人で歌いたいねん」

『・・・・』

JACKY「オォー！！
…ン？サイゴ？」

渋「うん」

『・・・・』

渋「…アレ終わったら、旅に出よう思てな」

『・・・・』

JACKY「…タビ？？」

渋「…やっぱ、俺に学校は合わへんかったわ(笑)」

『・・・・っ』

…チラッとこっち見ないでくださいよ

渋「興味のある国行って、そこで感じたものを歌にする。
そっちのが合ってる気がすんねん」

渋「せやから、ここ辞めて旅に出る」

JACKY「…」

【いいと思いますすばるくんらしくて】

渋「…せやろ」ﾆｯ

【最後の舞台、思いっきり楽しみましょ！！】

渋「おう」

JACKY「オォーー！！！！」

こうして、わたしたち3人の最初で最後の舞台への挑戦が

始まった。

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