検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:10,220 hit

決意と悔しさ ページ36




渋谷side








それってつまり…









渋「…喋る、っちゅーことか」



『・・・・・・』コクン



【さすがすばるくん、理解が早いですね】



渋「…」



【簡単じゃないことはわたしが1番わかってます。
けど、いつまでもこのままは嫌なんです。

変わりたいって、初めて思いました。】









そう書いたメモを俺に見せたAさんの目は


今までに見たことないくらい

決意に満ち溢れていた。









【そう思わせてくれたのは、すばるくんなんですよ】



渋「…そんなら俺は、応援するで」



【ありがとうございます】ニコッ



渋「…ん」ニッ



【すばるくんは、何かありましたか?日本で】



渋「…んー、なんもないで」



『・・・・・』



【本当ですか?】



渋「……いや、なんもないこともない、か」



『・・・・』



渋「…」ズズ-



『・・・・』ズズ-



渋「…関ジャニのコンサートに行ってきてん」



『・・・・』コクン



渋「…すごかってん、想いと想いのぶつかり合い、みたいな…

めっちゃパワーアップしとったし

……ほんまに、すごかった」



『・・・・』コクン



渋「……で、なんか」



『・・・・』



渋「……俺、何してんやろって思て」



『・・・・』



渋「…こっちでも関ジャニの曲歌うてるし、英語わからんから授業もさっぱりやし
自分の音楽磨くどころか、それすらもわからんくなって」



渋「……音楽って、誰のために、何のためにやるんやろう、って」



『・・・っ』



渋「関ジャニのときは、それが明白やってん。
eighterと、関ジャニのために歌ってた。

けどいまは、誰の、何のために歌えばええのかがわからへん。」



『・・・・。』



渋「…それに、あいつらは俺なんかよりも、全然頑張っとって

それが、目に見えてわかるから、なんか……」



『・・・・』



渋「……ぅん、悔しいな」









言葉返し→←久しぶり



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
57人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 渋谷すばる   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ビッキー | 作成日時:2019年3月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。