わたしの歌ときみの声２ (ページ5)

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それから時は流れて、わたしは高校生になった。

小学校の3年間、合唱部をやりきり、

その流れで、中学校では管弦楽部に入った。

中3では部長をやらせてもらったり

受験があって

ちょっとお母さんとぶつかったりしたけど

相変わらずお父さんとは仲良しで、

【STONEROCK】の人たちと混じって演奏できるほど

ギター技術は上達した。

友達もいるし

部活は楽しいし

ギターも順調だし

それなりに充実した毎日を過ごしていた。

相変わらず

お父さんは自由人すぎるバンドマンだけど

お母さんはしっかり者のママさんになって

蒼飛はしっかりと反抗期を迎えていた。

そんな中、

"その日"は突然やってきた。

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『じゃあ今日はカラオケ行こっか！』

友1「そうだね！行こー！」

友2「わーバイト増やさなきゃー」

友3「金欠つらー」

『ははっ、ほんとだねぇ笑』

プルルルプルルル

『あ、電話だ、先行ってていいよ～』

友2「りょーかいっ！」

友1「早くしてねー」

『はーい

もしもし』

「もしもし、岩音Aさんの携帯でお間違いありませんでしょうか？」

『…はい、そうですけど』

「今すぐ○△病院に来てください。
お父様が意識不明の重症です。」

『…………え、？』

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