エスパー ページ34
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貴方side
わたしが帰ってきた2日後に
すばるくんが帰ってきた
『・・・・』
渋「…」ジー
で、帰ってきて早々
あの話をしてるわけなんだけど…
渋「…」ジー
すばるくんは、
何も言わずに応募用紙を見つめてるだけ。
JACKY「…ゼッタイ、ヤラナキャダメ、ジャナイヨ?」
渋「……うん」
JACKY「…」
ジャッキーが話しかけても、
大した返事をせずに、ただただ、紙を見つめてる。
…なんで、即答しないんだろう。
渋「…これ、ちょっと考えさせてくれへん?」
やっと口を開いたと思ったら、こんなことを言った。
正直、「なんで!?すばるくん出るって言ったじゃん!!」って思ったけど…
【わかりました】
渋「…ん、ありがとう」
…そんな辛そうな顔見たら、何も言えないじゃん
・
渋谷side
何日かぶりの部屋に入って
さっきジャッキーからもらった紙を見る。
[さぁ歌おう、君の夢を叶えるチャンスだ!
―日本語版応募用紙―]
渋「…」
《なんか、思ったんやろ。今日。俺らと会って。》
ヒナにそう言われて、ほんまにその通りで
びっくりした
なんであいつにわかったんやろ…
ほんまにエスパーなんちゃうかな
ピロンッ
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To:渋谷すばる
From:A
メール件名:なし
ちょっとお話ししませんか?
__________
……ここにもエスパーおったわ。
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作者名:ビッキー | 作成日時:2019年3月21日 22時