わたしの歌ときみの声２ (ページ19)

今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:10,200 hit

懐かしい会話ページ19

．

渋谷side

Aさんが、日本へ帰った。

だから必然的に、曲作りもストップ。

でもなんか落ち着かんから、ギターを弾いてたら…

プルルルル

プルルルル

と、電話が鳴った。

そこには、懐かしの名前が表示されてた。

渋「もしもし？」

［あ、でたで］

［うそやろ！？
え、裕ちん、ほんまに！？］

［久しぶりやな、元気か～？］

［ほんまにすばるくんなんすか？
かけ間違えとかしてないっすか？］

［してへんって
俺を信じて！］

［渋や～ん、僕んこと覚えてる～？］

［なぁ横山くん、これ繋がってる？
全然すばるくんの声聞こえへんけど］

日本におる、

相変わらず賑やかな

俺の大切な仲間たちの声。

渋「あ、聞こえてるで」

全［…。］ｼ-ﾝ

渋「…え、？」

こっちに喋らせる気ないってくらい
マシンガントーク繰り広げてたから喋れへんかっただけなのに

やっと声出せたのにいきなり黙るって…

こいつら、なんなん？笑

［…ほんまに、すばるくんや］

［うぉーー！！！すばるーーーーん！！！！］

［久しぶり！久しぶりに声聞いた！］

［ちょっと老けたんちゃう？？］

［いや、声だけでそんなん言わんといてあげて笑］

［いやもうおっさんやもん
ちっちゃいおっさん］

［なぁなぁ渋やん、僕んこと覚えてる～？］

［お前それ何回言うねん！］

渋「うるさいなぁ」

なんなん、こいつら

めっちゃ耳キーンってなんねんけど。

…ま、相変わらず

楽しそうでよかったわ。

．