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13話 金曜日 ページ14

「と言うことなんです」




新一「否どういう事だよ」




簡単にまとめると


実はこの前私達が取り上げられた新聞を


依頼人が見ていたらしく


私に惚れたと言いますか何と言うか…




まぁ!とにかく!


私に警備をたのみたいらしいんです!





新一「何で俺じゃないんだ…」



「さぁ?まぁ依頼人は男性らしいですから。何じゃないんですかね」




新一「え。じゃあいっそうてめー危ねぇじゃねえか」




「何でです?」



すると工藤さんはブツブツ言い始めた



鈍感がどうとかスタイルがーとか



私は麦茶をとりにキッチンへ向かった



突如



Prrrrr



電話がなった



「もしもしシャロンです」



中森«シャロン君か!キッドが予告状を出してきた!»




「ええ!早くないですか?」




中森«ああ。で、日にちはだな…来週の金曜日なんだが…来れるか?»




「来週の金曜日…13日…こりゃまた不吉な予感ですね警部。」



中森«いや今度こそキッドを捕まえて最高の一日にしてやるぞ!»



電話越しから聞こえる高笑い




「あはは期待してます」


「(アンタそういって一度も捕まえたことないじゃないですか)」



私は苦笑い



ではまた今度と言い通話終了




麦茶を手に取りドアをみると



ドアによりかがっている工藤さん



新一「通話終わったか?」



「ええ。まぁはい。」



コップに麦茶を注ぎ一口




新一「金曜日…か」



そのコップを私の手から取り一口



少し悪戯っ子ぽく、



「盗み聞きとは…人が悪い。」




と言ったら顔を少し赤くして



新一「聞こえちまったんだからしゃーねぇだろ!!」



と怒鳴る工藤さん



「別に駄目とは言いませんが」



「貴方は今回別の事件の解決を頼まれているんですから。断ってまで来ないでくださいよ」




可哀想ですからとつけたす





新一「う、…まぁぱぱっと終わらしてキッドを捕まえてやるよ!」



「ぱぱっと終わったなら犯人はすぐ見つかりますよ…」

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作者名:あんと | 作成日時:2018年4月30日 12時

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