声を聞かせて (ページ6)

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「声」~5~ ページ6

ゼンside

現王の元へ着いた私達は軽く挨拶をかわし

ハク様のお言葉(書いた)で別室への移動となった

ゼン:現王単刀直入に言います。ハク様のお傍でハク様を御守りする許可を頂くためにここに来ました

現王は少し目を見開いたかと思うと

キッとした目へとかえた

現王:何故ハクの傍に居たいと申した

ゼン:私は今日会ったばかりのハク様に目を引かれ容姿だけでは無い美しさを知り、身勝手ながら一目惚れしてしまいました。

私は現王の目を一切そらさつ自分の決意を真っ直ぐと伝える

ゼン:そして、声

現王:ﾋﾟｸｯ声？

ゼン:はい。ハク様は声が出ない状態におります、私はハク様の声を聞きたい！取り戻したい！そしてこんなにも健気で淡いハク様を御守りしたい。いや、できるのは私だけでこざいます

現王はますます顔をキツくしていく

かと、思えばお口を大きく開け豪快に笑った

現王:フッハハハハハハハ

ひとしきり笑ったあと一息つき
先程とは打って変わって

優しくあり威厳を保った声音で話し出した

現王:面白い、この世で1人と言われる男性歌姫がワシのたった1人の愛しい息子を守る…そして性別をも超え一目惚れ…よかろうゼンよワシの息子をよろしく頼もう

ゼン＆ハク:！！

現王:だが、条件がある

ゼン:ｺﾞｸｯ

現王:命を掛けてでも守れ。決して泣かす事はないように。そして、この1年でハクの声を取り戻すことだ。

ゼン:そんな、この1年で…

ハク様は10年以上声が戻らなかったというのに……

現王:出来ぬのか

ゼン:………いえ、できます。必ず私が戻しましょう。その上でお願いです

現王:なんだ？申してみよ

ゼン:声を出すことが出来たあかつきにはハク様の同意の元でハク様をこの私にください

現王:ハク、良いのか？

ハク:(｡_｡`)ｺｸ

現王:ﾌｯいいだろう

ゼン:ありがとうございます

その後、私達はホッとしハク様の部屋へと戻り

ハク様にこれからのこととありがとう

これから続けるこの生活と言葉をのせて放った

“おやすみない愛するハク様”

ＮＯside

この先何が起こるかも分からない

はたしてゼンはハクの声を取り戻し恋を実らせることができるのだろうか

誰にも、もちろん本人たちにも未知で美しい物語は分からない

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〜作者〜
ごめんなさい＜(_ _)＞

長い間更新できていなく
これからはなるべく更新できるよう

頑張っていきたいと思うので
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