失望の時間 ページ48
私の言葉で一斉に黙りこむ皆。
あはは、否定できないんだぁ〜
ま私の上面だけしか見てこなかったことが完全に証明された瞬間かな？
貴「あはは、結局はそこらへんの人間と同じじゃん。・・・正直、失望したよ。暗殺を取り巻く不思議な空間なら少しはマシだと思ってたんだけど・・なんも変わんなかった。」
まっ、最初からそんな気持ちも期待も無かったけどね。
・・・でも、なんでだろう。どこか、失望している自分がいるような気がした。・・・きっと何かの勘違いだろう。
渚「それは違うよ！！」
突然叫びだした渚クン
貴「いきなり何言い出すの渚クン？さっきの言葉に違うも何もないのだけれど？」
渚「そうじゃなくて！！別にほかの人と比較するわけじゃないけど・・・それでも！」
貴「『それでも皆は亜紗霧さんの事を信用していたんだ！！』・・・とか言うんでしょ？？」
渚「！！」
貴「で。あんたにそんなの言い切れるわけ？全員の心も読み取りもしないで？？」
渚「・・・それは。」
奥「私は！！亜紗霧さんの事を信用していました！！」
そう言う奥田ちゃんにイラッときて、思わず壁を強く殴ってしまった。
正直かなり感情任せに殴ったのでかなり痛い。けどそんな事よりも苛立ちや嫌悪感のほうが勝っていた。
貴「・・・言葉なんて、いくらでも言えるわ。そんな薄っぺらな口先だけの言葉で、私を簡単に騙せるとでも思ったのかしら？そうだとしたら、ずいぶんと舐められたものね。」
カ「そうじゃないだろ！！奥田さんはそんな口先だけ言ってなんかいない！！Aちゃんに、奥田さんが口先で言ってるかなんてわかんないじゃん！」
赤羽がやっと立ち上がってそう叫ぶ。・・・こいつも何気に馬鹿なのかもしれない。
貴「それをそのまま返すわ赤羽。・・・あんただって奥田さんが口先だけでいってるかなんてわからないじゃない。・・・それにさ。」
私は、皮肉な笑顔で言ってやった。
多分、こいつが一番悔やんでいることを。
貴「アンタがちゃんと守れていたら、皆もこんな思いせずに済んだんじゃない？私がこんな感じに本性もあらわさずに皆が楽しく修学旅行を終えれたかもしれないわよ？」
カ「ぁ・・・・。」
貴「まさか、俺には関係ないとでも思ってた？残念でした〜！確かに直接は関係してないかもね。・・・でも、私が仮面を外したのは確実に、あんたのせいでもあるんだよ？」
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茉莉愛(プロフ) - 今日初めて見たんですが、私の誕生日と同じで驚きました！これから、見ていきます！ (2019年4月27日 23時) (
レス) id: d63426a4a9 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - かなり時間が経ってのコメント失礼します。選択ミスの時間のお話で班という字が一つ斑という字になってます！ (2016年4月1日 17時) (レス) id: 817d9bf1cd (このIDを非表示/違反報告)
桜夜悠(プロフ) - 明香里さん» コメントありがとうございます！返信遅れてすみません；そう言ってもらえてとっても嬉しいです！ (2015年10月18日 18時) (レス) id: 5f2cabdf44 (このIDを非表示/違反報告)
明香里(プロフ) - めっちゃ面白いです！ (2015年10月4日 18時) (レス) id: 6b0bc3e641 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜悠(プロフ) - エネさん» コメありがとうございます！このてんかいは今までになかったので(笑) (2015年7月3日 21時) (レス) id: 5f2cabdf44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜夜 悠 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年6月12日 18時
