たとえば私が天女になったりして【忍たま乱太郎】 (ページ9)

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少しづつ距離を縮めようの段ページ9

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日記に夢中になってるといつの間にか雨はやんでいた。

障子をすこしあけると夕日も見当たらない。

『そろそろシナ先生くるかな』

私は日記をもとの場所に戻し、上からダミーの板をのせた。
二重底とは先代の天女も考えたものだ。

さてはデスノート見てたな←

無地の新しい綺麗なノートに私も日記でも書こうかな〜

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○月×日

わたしが天女様になっちゃった！！
立花先輩にくない向けられて泣いちゃったけどかっこよかった
みんなに無害な天女だよって認めて貰えるように頑張ろう〜！！

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筆だから元から汚い字が余計に汚い。

墨が乾くのをまち、机の引き出しに直した。

それから暫くするとシナ先生が現れた。

山本「夕餉の時間なので食堂へ向かいましょう」

『はい！』

お腹がペコペコの私は良いお返事をした。
そんな私を見てフフっと笑ってくれたシナ先生…いまなら少し距離を詰められるのでは！？

『シナ先生！もし嫌じゃなかったらAて呼んでください…それと敬語もやめてほしいです。

私は確かに空から降ってきたのかもしれないけど、大したことは出来ないただの10歳児ですから』

頬を指でかきながら困ったように笑えばシナ先生は少し考えた後に「わかったわ、じゃあAちゃんて呼ばせてもらうわね」そう言い頭をふわっと撫でてくれた。

山本「さあ食堂へ行きましょう」

『はい！！』