検索窓
今日:1 hit、昨日:50 hit、合計:8,842 hit

なんのそのこれしきの段 ページ24




ガチャガチャと大量の皿洗いをしていると「出際がいいわね」とおばちゃんに褒められた。


『皿洗いくらいなら家で良くしていたから』

おばちゃん「偉いわねぇ」


トントントンと包丁がまな板を叩く音がする。

私が皿洗いをしている間におばちゃんは夜ご飯の支度をしていた。


そういえば…


『おばちゃんは昨日初めてあった時から優しくしてくれたのはどうして?』


なんとなくずっと気になっていたことを聞いてみた。



おばちゃん「どうしてって…天女様はまだ子供だし

それに過去の天女様たちはせっかくご飯の香りが掻き消えるくらい、香油臭かったのよ」


『そっか…』



自分が10歳でよかった。

先代の天女の日記からふわっと香ったあれは香油だったのか。


おばちゃん「過去に三人天女様が来たけど、お皿洗いを手伝ってくれたのは貴方が初めてよ」


『お皿洗いくらいいつでもしますよ、

困ったらいつでも声掛けてください』



そう言うと「そうさせてもらうわね」と返ってきた。











それからおばちゃんと他愛ない話をしていると、皿洗いはおわった。

思ってたより多くてちょっと疲れちゃった。



おばちゃん「普通は2、3人でする仕事なのよ。

ありがとね。」


『ううん、みんなのご飯を作るおばちゃんに比べたら

南野園是式(なんのそのこれしき) さんだよ←』


と言うとフフフっと笑ってくれた。

お土産どうぞの段→←かまぼこの段



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:忍たま乱太郎 , RKRN , 天女
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ようちゃん(プロフ) - 面白いです!続きまってます! (3月1日 14時) (レス) id: e74ec347f9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かるた | 作成日時:2024年2月25日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。