たとえば私が天女になったりして【忍たま乱太郎】 (ページ18)

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連絡係の段ページ18

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今朝「二度と面を見せるな」と言われたそばから一年は組か。
少しだけ気が重い…でも大好きな一年は組の良い子達を見れると思うと心が踊る。

『この階段をのぼって…』

小松田さんに貰った地図を見ながら土井先生のいる一年は組へ向かう。

今は授業中なのだろう、ここまで誰ともすれ違わなかった。

静かな廊下に私の足音だけが響く。

そういえば不思議だ。

現代ではいじめ等にはあわなかったが、学校に行くとお腹がいたくなったり、わけもわからず涙が出ちゃうことがあったが

この忍術学園ではそんなことはない。

『やっぱり全部夢なのかな』

今この瞬間も本物の身体は現代で寝ているとか…

『ふぅ、やっと3階』

1年い組、ろ組は空っぽだった。

外で実技の授業でもしているのだろう。

1番奥の一年は組の教室にたどりつくと中からわちゃわちゃと声が聞こえた。

コンコンとノックするとガラッと扉があいた。

目の前には驚いた様子の土井先生。

『天女様、いったい一年は組に何の御用でしょうか』

すごく嫌そうな顔をしている。

傷ついちゃうな〜なんて思いながら預かった手紙を出すために服の中へ手を入れると

ｽﾁｬっとくないを首元にあてられた。

土井「なんのマネですか」

冷静だけどどこか怒り含んだ声だ。

なんのマネですかってそんなの私のセリフなのだが！！

『手紙です、手紙っ

土井先生に渡すよう、吉野さんに言われて来ました！！』

くないが離れ私はホッと胸を撫で下ろし、手紙を土井先生に渡した。