○ 新生徒会長 ページ2
〜廉side〜
この女との行為もそろそろ終わりかけた頃、
コンコン
ノック音が聞こえる。
…え、今かよっ…、
ドアのすりガラスの向こうのシルエットは、女っぽい。
三つ編みは何となく分かった。
今、手空いてんの紫耀しかおらん…、
どうするつもりやろ、紫耀…
何のためらいもなくドアを開けた紫耀は何となく驚いた顔をしているような…。
「あの、生徒会室はこちらであってますか。」
ふわっと笑った彼女は何だかすごく、、
可愛かった。
平『お前、何しに来たんか、用件を言え。』
「わたくし、この度新しく生徒会長に任命されました、鈴官Aです。」
平『…は、？』
新生徒会長…？
生徒会長は紫耀のはず……
ああもう、話について行かれへん。
一旦この女どうにかせんと。
とりあえず一通り済ませ、適当に帰した。
・
平『なあ、俺が生徒会長って話は聞いてないん。』
「ですから、平野さんは前生徒会長です。」
何だこの女。
だったら力ずくでも……。
腕を引っ張ってソファに押し倒そうとした瞬間、
…あ、れ、
気づいた時にはこいつが上にいて、余裕そうに笑ってた。
…は、これ、俺が押し倒されてる…？
永『お前、何者や…、』
「だから、私は…『彼女はね、教育委員会会長の鈴官隆史の娘で隣町のヤンキー校を一人で制圧したなぞの美少女、ってこの辺では有名なんだよ、？』
永『海人っ！』
何故かは知らないが、ロッカーから姿を現した彼は�盒恭た諭�
俺らの一個下で、かわいらしい笑顔と高めの声が特徴。
…って、今、ヤンキー校を一人で制圧…？！
平『隣町のヤンキー校ってあそこか…、最近大人しいと思ったら…』
紫耀は元ヤンなのもあって、ちょくちょく喧嘩を売られていたらしい。
永『…あ、おい、！離れろ、よっ、』
上に乗っかっていた彼女をどかして、何とかソファに座らせる。
平『んで、ほんまは何しに来たん、』
「…あっ、そうそう、……皆さんには私からたった一つだけ。」
「今日から一年間、私に絶対服従を命じます。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 584人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ら む ね(プロフ) - rizuさん» こちらこそコメントありがとうございます！！嬉しいです〜(><) (2017年9月17日 16時) (
レス) id: 4f3ad6818f (このIDを非表示/違反報告)
rizu(プロフ) - 更新ありがとうございます楽しみにしてました！ (2017年9月17日 16時) (レス) id: 073a87d9cb (このIDを非表示/違反報告)
ら む ね(プロフ) - milkさん» ありがとうございます！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです…(T_T) 更新頑張ります！！ (2017年5月19日 0時) (レス) id: 4f3ad6818f (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 続きが気になります！ がんばってください！応援してます。 (2017年5月18日 20時) (レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
ら む ね(プロフ) - まちゅだとまとさん» 『恋する永瀬』読ませていただきました！長妻くんのキャラが引き立っていて、何より、廉ちゃんがひたすら可愛かったです（笑）『絶対服従。』をこれからもよろしくお願いします！ (2017年3月30日 21時) (レス) id: 4f3ad6818f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らむね | 作成日時：2017年3月20日 11時
