検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:38,784 hit

....4.... ページ5

「Aちゃんを初めて見た時からずっとす、好きです、、!
けけけけけけけ、結婚してください!!!」









『………へっ、?』







仕事の休憩時間、店で何回か見たことがある金髪で鱗模様の羽織を着てる子に呼び出されてはいきなり言われた言葉。


え私って客に好かれる体質でもあんの?

いやまず何故に私の名前を知っている?





しかも告白の言葉がいきなり結婚とかぶっ飛びすぎてるし、噛みすぎでしょ






「Aちゃん、?」





名前を呼ばれハッとし、私は言った





『…………いや、、ごめんなさい無理です…』





そもそももう恋愛なんて懲り懲りだし、好きって言われたって何も感じない






「…な、なんで、!?
Aちゃんを見るだけで苦しくなるぐらい好きなのにっ、!」






いや、

『……あの………』







「…お、俺Aちゃんに断られたら明日から生きていけないよぉぉお…嫌だよぉぉお」





この人大丈夫、?
声掛けてるのに全く聞こえてないじゃん






『あ、あの…、!!』






ぶつぶつ呟いている彼に聞こえるよう声を張った






「…へっ、?なに?


え!えぇ!!もしかして結婚してくれるの!?」






いや私まだ何も喋ってないわ!!
頭の中花畑かよ!






『………あの、恋人がいるんです…』





頭をよぎる彼の姿、あんなの恋人っていうのかもわかんないけどね

でも断る口実になるし、






「…ん、??え!!?え!!??

俺が恋人になったってこと!?」







こいつ、アホだ……






『…いや違くて、前から付き合ってる人がいるんです』






「え、」





『なのであなたとは結婚できません。
話しがこれだけなら仕事に戻らないといけないので』






そろそろ休憩時間も終わっちゃうと思い私は
失礼しますと言ってこの場から立ち去ろうとした

....5....→←....3....



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
330人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:せどま | 作成日時:2020年11月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。