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指が抜かれ、彼は私の前にそれを差し出す

私の蜜で光っている指

そんな指を丁寧に舐めとった




『なっ、…』




まるで見せつけてるようなその行動




「久しぶりだな俺の手で達すんの」



『っ、…』




その光景があまりにも卑しくて堪えられず顔を背ける

そんな私の頬に口付けをし、彼の体制が変わった

膝を立て隊服のズボンを下ろし始める



『やっ』




気だるい体を起こし、彼から逃げるよう
後ろに下がった




『天元…、やめて…』



無意識なのに体が震える



「正直に話せばこんなことにならなかったのにな」




長い髪の隙間から紅色の瞳が妖しく光る



「…お前のせいだぞ」




『っ、!』




そう言い足を掴まれ、布団に戻される私の体

嫌がる私を気にもとめず、彼の膨らんだソレが私の陰部に当てられた



「っ、…や、やだ、!」



無意味な否定を示した、その時…



「カァー、カァー、」



派手頭なカラスの声が部屋に響いた

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作者名:せどま | 作成日時:2020年11月18日 22時

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