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その言葉と共に頭に巻いていた布を解く彼、
男性の髪質とは思えないほど綺麗な髪が靡いた
途端に拘束されていた手を離され
その隙に咄嗟に状態を起こそうとした
『…なっ、!?』
でも離されたはずの手が一瞬の間で頭上に固定される
この一瞬で、手首をひとまとめにされたのだ
『…や、やだ』
頭上には拘束された私の手
目の前には馬乗りになる彼
身動きが取れないその光景に冷や汗がつたった
『うずい、もうやめて…』
咄嗟にでた言葉
逃げられない状態が怖くて、そう言った
「んー、まずその呼び方やめろ」
縮まる彼との顔の距離
「天元って呼べよ」
髪から覗く顔があまりにも綺麗で息を飲む
「聞いてんの?」
紅色の瞳が私を捕えた
『あっ、分かった
わかったからこれ解いて、』
「なに?頼む態度かよそれ」
は、?
「ちゃんと名前呼んでお願いしろよ」
こいつ、悪性すぎる
どんだけ服従させたいの理解できない
「言わねーの?
言わねーならこのまま犯すよ?」
『な、…』
犯す、?
恐ろしい、怖い、目の前の男が
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作者名:せどま | 作成日時:2020年11月18日 22時