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「…それよりよー
お前、そこにある花誰から貰ったんだ」





いきなり話を変え

その言葉と共に目線を移されたシロツメクサの花かんむり





『……』



なんで花を気にするんだ?





「器用じゃねぇお前があんなの作れるわけねーよな
誰から貰った?」




そう言われ髪を撫でられる




『触んないで』




知らない女に触れた手で触られ気色が悪い

そう思い宇髄の手を振り叩いた





『私、』




「あ?」





聞かれた話を遮り、
この男との関係に終止符を打つため私は話しを始めた






『私、たしかに初めの頃はちゃんと愛してた、だけどあんたが浮気なんてするから
そんな気持ちは無くなったの』




その言葉に反応する彼

そんな彼を無視し話を続ける




『浮気の理由、今日初めて聞いたけどそんな身勝手極まりない理由だったなんて、心底呆れた
あんたといる意味なんかないって改めて気づいた』




もう一緒にいたいなんて思えない

好きなんて感情も、今更ない




『この中途半端な距離にあんたがいるのがいやなの、もう会いたくもない、

…だから今度こそ私と別れっー…っ!!』




最後に別れを告げようとした直後、いきなり口を手で覆われた
そのせいで言葉を発する術をなくす





「だまれ」




『つっ…』




「お前の口から別れるとか聞きたくねぇから」




『はなっ…』





「俺は別れねぇよ、絶対に」

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作者名:せどま | 作成日時:2020年11月18日 22時

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