にしといっぱい ① (ページ36)

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Atae side

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宇野さんに呼び出され、給湯室前で話すことにした。

ﾋﾟｯｶﾞｼｬﾝｯ

與「どうぞ、」

宇野「わ、ありがとうございます」

ココアを自販機で買って渡した。

與「で、どうしたんですか」

宇野「西島さんって、本気なんですか？」

與「え？なにが？」

宇野「今さっきAが着ていた服も、西島さんが買ったみたいだし、私も頼りないけど、あの子の親友なので、。」

宇野「遊びだったら今すぐ去って欲しいっていうか、、、」

與「え、(笑)」

宇野「なんですか」

與「ふはっ、大丈夫。」

與「にっしーは、ああ見えて、Aちゃんの事大好きやで。」

與「そんな、！俺をじとーっと見んといてよ！！(笑)」

宇野「信じますからね！」

その後に言った宇野ちゃんの言葉が忘れられない。

宇野「もし、Aを傷つけたら二人とも丸焼きですからねー！！！」

與「えぇ、こわ、」

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Hidaka side

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「実彩子、なんて言ってました？」

與「丸焼きにするって」

「へ？！」

日高「宇野らしいね～！」

「なんでよ！」

「みっくん実彩子ともう１０年以上の付き合いでしょ！？」

日高「宇野は怖いぞ」

「そんなことないもん！」

きっと宇野は、西島と真司郎への忠告だろう。

そんなん俺だってしたい。

トイレに行くとき、給湯室前の自販機のところに宇野がいた。

日高「丸焼きか、」

宇野「え、もう広まってんの？」

日高「なんか、Aがなんて言ってたか聞いたらそう言ってたよ。」

宇野「まぁでもそこだけしかないよね、Aに伝えられるの。、」

日高「俺は？」

宇野「日高くんもだけど、日高くんは昔から知ってるし。」

日高「あんま油断すんなよ」

宇野「ふっ俺だって狼になるぞって？」

日高「まぁね」

宇野「そ(笑)」

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