一蓮托生【シャドーハウス】 (ページ4)

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3話ページ4

アル視点

今日は授業
授業とは班で分からない事を教え合う事らしい

バービー「何をしている早く来い｡」

でも僕は今日も星つきと行動する
大体星つきの中でもバービーと行動する事が多い

バービーに連れられてキッチンなどの扉の前に行く

バービー「誰の仕事場か分かるか？」

アル「顔のない人形の仕事場です｡」

バービー「分かっているならいい｡」

バービーはバービーなりに僕に授業をしてくれているらしい

リンリン

緊急用の呼び鈴が鳴る

バービー「亡霊だ､行くぞ｡」

バービーに続き走って掃除用具の間に行きすすコートを着る

アル「亡霊とは何ですか？」

バービーに走りながら聞く

バービー「こびりつきの集合体だ｡」

周りの生き人形も集まってきた
バービーは箱に乗りながら鈴を鳴らす

バービー「グズグズするなノロマども！」

他の生き人形がハンマーを持ってきて亡霊に叩く
するとこびりつきが沢山散らばる

僕の所にも沢山来たので足で潰す
でもまたこびりつきが出てくる

バービー「キリがないな…｡」

アル「バービー､こびりつきは水に弱いので水をかければ良いのでは？」

バービーに言うとバービーは周りに言う

バービー「クズども､水を出来るだけ沢山持ってこい！！」

床に水をまくとこびりつきは段々と脆く崩れて行く
所がローズマリー班のローズマリーがすす病になったらしい

水を拭き取りその後は解散になった
アルド様の部屋に行くとアルド様は勉強をしていた

アルド「嗚呼､アルお帰り｡今日はどうだった？」

アル「少しアクシデントはありましたが特にこれといってお伝えできる物はありませんでした｡」

アルド「そうか…まぁいい｡明日は洗浄の間で綺麗にしてもらえるんだろ？」

アル「はい、初めてなので楽しみです｡」

アルド「ふふ､そうか｡アルがもっと綺麗になるのは僕も嬉しい｡」

アルド様はそう言いながら僕の髪を撫でる
僕の髪は白髪だ､生き人形の中でも珍しく外の掃除初日は他の生き人形からじろじろと見られた

アルド様は僕の髪が好きらしい､いつも髪をといてくれる

アルド様にキスをして寝て明日を待つ

＿次の日＿

すす取りの間に入る
出るときには頭がクラクラする

服を脱いで籠に入れると自動で流れて行く

「すごいな…｡」

僕の隣で感心している生き人形がいた