黙って俺に愛されてなよ。【我妻善逸】

卌壱 ページ42

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「っ....」



全部全部思い出した
全て思い出すと不思議と頭の痛みは消えた




「っ..善逸がAさんの家族となる人や家族をして悲しくないんですか？」

「悲しくないですよ、だって...」





「炭治郎」

「良くもやってくれたね」





「記憶を消す血気術はとても難しいのに...」

「まぁまた消せばいい話だけどね」





突如として現れた善逸さん






「善逸っ！！！」

「もう終わりにしよう、」





「何を終わらせるの？」

「炭治郎との戦い？」

「はは、それなら今日終わるよ」







「血気術 降雷無窮」




無数の雷が炭治郎さん目掛けて降下する
それもちょっとやそっとじゃなく沢山





慣れてきたのか炭治郎さんはだんだん焦った表情が和らいだ気がする





「何時までもそこいたんじゃ俺の首は切れないよ？」





「...」





炭治郎さん何かいっている



ご、め、ん、ゆ、る、し、て、く、だ、さ、い






その瞬間には私は理解が追いつかなかった





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