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丗玖 ページ40

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私は耐えきれず逃げ出した
街に行って善逸さんを探し回った




「...っ善逸さんっ!!」




彼は酷い隈をつけていて私を見た途端抱き締めごめん、とだけ言った


善逸さんが謝る事じゃないというと涙を流された





「ごめんっ...俺なにも出来なかった...。
また傷が増えてる...俺が不甲斐ないばっかりにごめんね」



あなたのせいじゃないのに
酷く優しい人だ






「あいつが来る前に二人で逃げよう」

「っ...はい!」




そう言って私達は人里離れた山奥へ足を運んだ
鬼殺隊、というお仕事は一時的に特別休みを頂いているらしい






山奥の小さな家、
善逸さんの師範の方の私有地だそうだ






そこでしばらくなりを潜めていた


けれど名家の権力というものは凄まじい





「いたぞー!!!こっちだ!!!」




あの家紋、、右京さんの家のものだ




私達は必死に必死に逃げた

無駄な足掻きだろうがなんだろうが私はあそこへは戻りたくない

せめてもの抵抗だ






「Aさん、帰って来てください」

「そうすれば彼は殺しません」




「っ....」




どうして私はいつも幸せにならないのだろうか




「ね?」




呪縛のような指輪をはめられる




「...はい」



恐怖に支配された私はいつものように返事をし
意識を手放した






.

卌→←丗捌



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花幡。(プロフ) - fstさん» え、え、嬉しすぎます(;;)(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 梨杏さん» ほんとですか(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
fst(プロフ) - え、なに、今まで見てきた中で1番最高 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 241f940365 (このIDを非表示/違反報告)
梨杏 - 何これ良すぎでしょ (2020年1月15日 1時) (レス) id: 30541689e7 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - エリアルさん» えぇ〜!!もう有難いです(;;)感動して頂けるなんて光栄の極みです、、、 (2020年1月5日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月24日 7時

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