丗伍 ページ36
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日が沈んで間もない頃
「はぁ...、今日は随分と虫が多いみたい」
「ちょっと行ってくるよ」
「絶対にこの部屋から出ないでね」
「っ...」
私は思わず袖を掴んでしまう
「...大丈夫、大丈夫。」
目元を隠され抱き締められると善逸さんはふっと姿を消した
この屋敷はとても大きく一年ほど住んでいる私でさえ行っていない部屋が複数ある
それに虫、というのは鬼狩りの事だろう
しばらく本を読んでいた所、
激しい爆破音と共に少年が飛び出てきた
「...っ!!A、さん?Aさんですよね!!」
この少年を視界に入れた途端
またぶわっと記憶がよぎった
「っ...炭治郎さん、?」
思い出した
炭治郎さんは善逸さんのお友達だ
__鬼殺隊
___鬼狩り
____雷の呼吸
あぁ、そうか
私は善逸さんとは人の頃からお付き合いをしていた
そして善逸さんは鬼殺隊だった
っ..何故鬼を憎む側の彼が鬼に?
痛む頭を押さえると炭治郎さんは駆け寄って大丈夫ですか!?と尋ねる
「大丈夫です...、っあの私あまり記憶がないんです
..だから意識のある内に話して頂けませんか?」
黙って愛されているだけでは
いつまでも前に進めない
教えてください、
炭治郎さん。
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花幡。(プロフ) - fstさん» え、え、嬉しすぎます(;;)(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 梨杏さん» ほんとですか(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
fst(プロフ) - え、なに、今まで見てきた中で1番最高 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 241f940365 (このIDを非表示/違反報告)
梨杏 - 何これ良すぎでしょ (2020年1月15日 1時) (レス) id: 30541689e7 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - エリアルさん» えぇ〜!!もう有難いです(;;)感動して頂けるなんて光栄の極みです、、、 (2020年1月5日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月24日 7時