廿伍 ページ26
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「っ!Aちゃん!」
...あれ、寝てる?
帰ってみると彼女は布団に横たわって寝ていた
体調が悪い素振りはなかったような気がするけど...
ただ純粋に眠たかったのか
...あるいは記憶に触れてしまったのか
出来れば後者であって欲しくない
人の記憶を操る血気術は難しい
そもそも俺は人を操るより攻撃を下す型だ
些細な事で記憶を取り戻してしまうため迂闊に外へ出したりは出来ない
安心感を与えるために一度は外に出ようとは言って見たものの彼女は記憶は戻っていないと言った
想像以上に効果があったみたいで少し安心する
そうだとすればまたしばらくしたら外に連れ出してみようか
「...早くこうしてれば良かった」
彼女の髪をとぎながら
一束口元に寄せ
軽く優しい口付ける
「...好きだよ」
今は一方的な片思いでも構わない
何れ彼女は僕の事を好くんだから
あ、そうだ今日は魚にしてと言われてるんだった
その場から離れ俺は台所へと向かった
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花幡。(プロフ) - fstさん» え、え、嬉しすぎます(;;)(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 梨杏さん» ほんとですか(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
fst(プロフ) - え、なに、今まで見てきた中で1番最高 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 241f940365 (このIDを非表示/違反報告)
梨杏 - 何これ良すぎでしょ (2020年1月15日 1時) (レス) id: 30541689e7 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - エリアルさん» えぇ〜!!もう有難いです(;;)感動して頂けるなんて光栄の極みです、、、 (2020年1月5日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月24日 7時