拾参 ページ14
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「今日はありがとう!無一郎くん!」
「僕の方こそありがとう」
楽しい時間はあっという間に過ぎ
もう日が沈みそうになっている
「送っていこうか?」
「無一郎くんの屋敷とは反対の方向だし大丈夫!」
無一郎くんが見えなくなるまで大きく手を振り
私達はそれぞれの帰路につく
私何か重要な事を忘れているような...
...あ、!
善逸に嫉妬してもらう為のでーとだったのに肝心の善逸がいなかった
つまり、ただ無一郎くんとでーとしてたって訳だ
私としたことが...
つい無一郎くんとのでーとに浮かれていて
善逸をどうするかなんて考えてもいなかった
あの時は自分の気持ちも整理出来ていなくてただ純粋に無一郎くんと出かけるという事に逃避してしまったのだ
腑に落ちない気持ちのまま
屋敷の扉を開ける
「?、善逸?」
善逸は壁にもたれながら私を待っていたと言わんばかりの目を向けると
「...ん」
優しく頬が善逸の手で覆われる
刹那、善逸の顔が物凄く至近距離になり唇に何か柔らかいものが当たっている
つまり
接吻をされた
それは唇からでも優しさを感じるほど
優しい優しい接吻だった
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愛しています(プロフ) - 泣きました(´;ω;`) (2021年9月28日 19時) (レス) @page32 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
かるんとっと(プロフ) - 善逸が告白した時、もう思わず叫んで踊りました。それくらいこの作品が好きになりました! (2021年5月8日 22時) (レス) id: e2a15ae5f0 (このIDを非表示/違反報告)
むいくんガチ勢 - サイコーでした! (2020年10月9日 17時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
香穂(プロフ) - 素敵… (2020年9月7日 19時) (レス) id: 543bb812b9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - 善逸ううう(強制終了)可愛い!もうこの世に悔いはない。 …逝ってきます (2020年5月12日 18時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月3日 0時