嫉妬 ページ36
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炭治郎は嫌な顔一つせず話を聞いてくれるので話をしているこっちまで気分が良くなってしまう
「それでね..」
「A」
私は気がつけなかった
「随分楽しそうだね?」
振り向くと善逸がいた
その顔は笑顔だが何処か裏を感じさせる
「え、あの炭治郎とね..」
「...帰ろうか」
有無を言わさずに腕を引く善逸
「た、炭治郎今日はありがとう!またね!」
炭治郎に御礼を言って手を振ると腕を引く力はより一層強まった
「いっ....ぜ、善逸痛いよ..」
「..あっ、...ごめん」
ハッとした様な表情を浮かると善逸は先程の強引な繋ぎ方はやめ、指を絡ませて手を繋いだ
「...善逸?」
「...。」
応答はない
...不安にさせてしまったのかな
無言で気まづい雰囲気の中
屋敷までの道のりが長く感じられた
玄関まで着くとごめんね、とポソッとだけ言って善逸は自室に籠ってしまった
ど、どうしよう...
善逸は純粋で優しくて人一倍傷つきやすい
だからこそヤキモチもよく妬く
...兎に角誤解を解かないと
私は勢いに任せ善逸の部屋の襖を開けて
背中を無防備に晒している善逸に後ろから抱きついた
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舞 - あ〜……うん!神の上の神の物語! (2020年3月20日 14時) (レス) id: 4eccfaac2e (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 由香里さん» 恐れおおいですありがとうございます(;;) (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
由香里 - うん、神☆ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 99b9ad058f (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 花幡。さん» わぁあありがとうございます!! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 174bef0ea6 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - たぴおかさん» うわぁぁぁ!!!嬉しいですありがとうございます!是非とも書いて下さいお願いします(土下座) (2019年11月4日 12時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年10月19日 0時